国際ロータリー第2580地区 東京武蔵野中央ロータリークラブ 今週の卓話

「頭痛の話」(2014/03/27)

「頭痛の話」 
石澤 敦会員


◇放置できない危険な頭痛◇
 くも膜下出血
 脳出血
 脳腫瘍
 慢性硬膜下血腫
 髄膜炎

◇くも膜下出血◇
 ・突然発症、晴天の霹靂の如く、
 ・これまでに経験したことのないような、
  こん棒で殴られたような
  持続する、激しい頭痛
 ・多くは、嘔吐を伴い、出血量が多ければ意識を失う、致命的
 ・中年以降に多い
 ・ほとんどの場合、救急車を要請
 ・まれに、タクシーや徒歩で受診するケースも

◇脳出血◇
 ※多くは高血圧症と関連
 (脳動静脈奇形、脳腫瘍、血液疾患、薬剤性・・・)
 ・日頃から血圧が高く(140/90mmHg以上)、
 ・突然おこる強い頭痛と嘔気や嘔吐、
 ・多くは、脳局在症状(片麻痺、言語障害、歩行障害、めまい等)を伴う
 ・これまで経験したことのない異常事態、救急車を要請することが多い
 ・脳幹出血は重篤で、早期から意識障害、呼吸不全を伴う

◇血圧上昇のポイントを知る◇
 ・血圧の時間帯による日内変動:
   覚醒とともに起こる交感神経興奮
   ⇒早朝高血圧
 ・血圧の季節変動:
   ⇒冬季(12月、1、2月)の血圧上昇    
    脳卒中増加
 ・血圧とストレス:
   ストレス、ファイティングポーズによる交感神経興奮   
   ⇒職場高血圧
 ・血圧と睡眠障害:  
   ・不眠症  
   ・うつ状態による睡眠障害  
   ・睡眠時無呼吸症候群による良質な睡眠の欠如

◇慢性硬膜下血腫◇
 ・比較的軽微な頭部外傷を契機として
  (掃除中に頭をゴツン、芝生で転倒、タクシーから降りるときドアでゴツン・・・)
 ・外傷後、1,2ヵ月頃より発症
 ・頭痛、歩行時のふらつき、もの忘れ・・・
 ・飲酒者に多い傾向
 ・心筋梗塞、脳梗塞再発予防目的で、
  抗血小板薬(アスピリン、プラビックス)、抗凝固薬(ワーファリン、プラザキサ)服用者は要注意

◇筋収縮性頭痛◇
 ・頸椎自体の整列異常は治らない
 ・生活習慣改善を図る
   *筋緊張をとる努力  
   *運動、ストレッチ、マッサージ
   *痛みの強い場合は鎮痛剤服用も可
   *ただし、薬物のだらだら服用は禁忌
   *薬物乱用型頭痛への移行に注意

◇典型的な片頭痛の特徴◇









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