国際ロータリー第2580地区 東京武蔵野中央ロータリークラブ 今週の卓話

「鉄道のことあれこれ」(2016/5/19)

「鉄道のことあれこれ」(2016/5/19)
東京池袋西RC 平井憲太郎さん(紹介 森田晴雄会員)



いつも、毎日の生活に密着した鉄道ですが、知っているようで実は知らないことがたくさんあります。

線路の幅(ゲージ)
ゲージとはレールとレールの間隔で、内法で測ります。ゲージさえ同じならば、とりあえず車輛は相互に行き来が出来ます。(ただし電気の方式や信号システムの問題などがあるので、現在では自由に行き来が出来るとは言い切れません)
日本の鉄道は大半が1067mm(3フィート6インチ)ですが、新幹線や京浜急行、京成電鉄、大阪の阪急、阪神、京阪などは世界標準の1435mm(4フィート8インチ半)です。
それ以外に、1372mm(4フィート6インチ)というゲージもあります。これは馬車軌道を起源に持つゲージで、東京では京王と都営新宿線が該当します。函館の市電もこのゲージです。
また軽便鉄道と呼ばれるものには、762mmや610mmというものもあり、アメリカには914mm等というものもあります。
ロシアやスペイン、ポルトガルはさらに幅の広いゲージを採用しており、まとめてみると、
○日本では…
1067mm=3’6” これが標準
1327mm=4’6” いわゆる馬車軌道ゲージ
1435mm=4’8½” 世界標準・新幹線
762mm=2’6” 軽便鉄道
610mm=2’ 軍用軌道に多かった

○外国では
1676mm=5’½” インド
1668mm=5’5½”       イベリアゲージ
1600mm=5’3” オーストラリア/ビクトリア州
1524mm=5’
1520mm≒5’ ロシアゲージ
1000mm 東南アジア。スイスにも
760mm、750mm 2’6”をメートル法で丸めたもの
となります。

線路の幅が変わることもあります
列車を直通で走らせる必要が起こったり、新しい企画の列車を走らせたりするためにゲージを変えることもあります。しかし、工事中には列車の運転が出来ないので、大変な作業です。過去には次のような例がありました。
1435mm→1372mm 京浜急行1904年
1372mm→1435mm 京浜急行1933年
1435mm→1067mm 近鉄1938年
1372mm→1435mm 京成電鉄1959年
1067mm→1435mm 近鉄1959年
1067mm→1435mm 秋田・山形新幹線

ゲージの違いを乗り越えるには
これは大変です。中国←→ロシアや、ベラルーシ←→ポーランドの国境などでは、客車の台車を丸ごと取り替える、という荒技を日常的に行っています。またフランスからスペインにはいるところでは、一部の列車で自動的にゲージの変わる車輛が実用化されています。また、3本のレールを敷いて2種類のゲージの車輛が走れるようにすることもあります。

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