国際ロータリー第2580地区 東京武蔵野中央ロータリークラブ 今週の卓話

「私の4年間の芸文」(2019/10/3)

「私の4年間の芸文」(2019/10/3)
米山記念奨学生 洪 智恩さん(武蔵野美術大学芸術文化学科4年生)

 今回の卓話では私が日本に来るまでの話と、なぜ日本で留学を決めたのかについて話ようと思います。

 私の目標は、芸術と人間、さらに社会をつなぐ 媒体になることであります。この目標は私が韓国で大学2年の終わりの頃、もっと芸術と人を近くで見たいと思って休学をしてから1年間、ソウル芸術の殿堂でハウスアテンダントとして仕事をしました。美術館とクラシックホール、オペラ劇場で1年間芸術と観覧客を最も近くで接することができた貴重な経験になりました。現場での経験をもとに、本格的に芸術と人について勉強したいと思いました。広い世界で様々な人々と疎通するために私は留学を決めました。

その頃、日本の展覧会では視覚障害者のため手話解説ガイドを進めていました。それを見て驚きました。これまでは展覧会やコンサートを見に行くと、目で見て、耳で聞くことが当然だと思っていました。しかし、目と耳以外の感覚でも芸術を享受する権利が存在し、私はどのように芸術鑑賞をしてきたのかと思う機会になりました。すべての人々は、可能性があります。芸術は誰にでも開かれていることに気がつきました。また、様々な人たちが芸術を楽しむことができたらいいなと思い、キュレーターという仕事に興味を持ち始めました。その中で、日本の「エイブルアート・ジャパン」という障害者の芸術活動運動について知り、芸術が人と社会をつなげる媒体になることを知りました。芸術を通して人間の可能性を再発見することが一回限りで終わるのではなく、それがつづいていく姿を見て、芸術を楽しむ人には、どんな障害も存在しませんでした。そして、日本に留学を決めました。

私は日本と韓国を芸術で繋げたいです。さらに将来にはこれから社会を構成している構成員の中で今まで中心ではなかった社会的少数者、マイノリティの人々に焦点を合わせたいです。究極の目標は地域社会だけではなく、世界に芸術が社会に必要な理由を発信したいと思います。芸術がある社会。芸術は差別が存在しないです。

 

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