国際ロータリー第2580地区 東京武蔵野中央ロータリークラブ 今週の卓話

「私が愛した宝塚」(2018/6/7)

「私が愛した宝塚」(2018/6/7)
高木 この実さん(紹介 双木裕一郎会員)


元宝塚歌劇団雪組の此花いの莉こと高木この実です。皆様の前でお話する貴重な機会を有難うございます。本日は『私が愛した宝塚』と題しまして宝塚で過ごした日々の中での経験や学んだ事等をお話させて頂きます。

さて始めに聴いて頂きましたのは宝塚を代表致しますすみれの花咲く頃という曲で御座いました。宝塚の成り立ちからお話し致しますと
1914年今から104年前に阪急電鉄の創設者小林一三先生によって温泉街の余興として始まりましたのが宝塚歌劇団、元の名を宝塚少女歌劇と言いました。小林一三先生はとてもビジネスセンスのある方で阪急沿線を活性化させる為の策として世界で初めてのターミナルデパートである阪急百貨店を作ったり遊園地や温泉など老若男女楽しめる街づくりをした、その温泉街の出し物として始まったのが宝塚です。

9歳で初めて宝塚を観劇した私はすっかり宝塚の虜になり、絶対に憧れの舞台に立つのだと決めて必死で芸事のレッスンを重ねて参りました。ですが最初の宝塚音楽学校の受験は不合格。とても悲しくて落ち込みましたが、本当に入りたいのか初心に戻って自問自答し、やはり夢を諦めたくないと、2度目の受験で合格する事が出来ました。合格率5%以下の狭き門でした。やっとの思いで入った宝塚音楽学校は噂に違わずとても規律の厳しい場所でしたが、その厳しさは女性が大勢集まって1つの舞台を創り上げるに際して、統率を取る為には必要な事だったのだと後になって理解するようになりました。
そんな中私が学んだ1番の事、それはどんな時も自分が選択してここにいるのだという自覚と責任です。宝塚に落ちた時、音楽学校の厳しさ、劇団を退団しようと思った時、必死が故に視野が狭くなり初心を忘れてしまいがちな私にとって、どの瞬間も自分が選択した道なのだという自覚こそが大切なのだと体感しました。だからこそ自分の人生に責任を持つ事が出来る。その教えを胸にこれからも自分の人生を歩んで参りたいと思います。ありがとうございました。



 

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