国際ロータリー第2580地区 東京武蔵野中央ロータリークラブ 今週の卓話

「東アジアの国際関係」(2016/1/21)

「東アジアの国際関係」(2016/1/21)
ロータリー米山奨学生 Charly vo Solmsさん(紹介 川村雅憲会員




東アジアは
現在の東アジアの国際関係を考えることが極めて重要である。それは学者や政治家だけがやるべきことではなく、東アジアの各国国民が日常で議論をした方が良い。
安全保障はニュースなどでよく聞く言葉であるが、どういうことなのでしょう。基本的、国際政治、或いは国際システムは無政府状態(アナーキー)である。つまり、政界警察のような番犬はいない。国家は自分の安全(独立)を自助努力で守らなければならない。そのための手段は安全保障の手段である。
様々な安全を保障する手段があるが、主に三つが目立つ。一つ目は外交である。お互いは脅威ではないことを言葉で確認して安全を保障する。
二つ目は相互依存である。緊密な経済関係を持つことによってお互いの順調な景気などに依存する。例としてEUやNAFTAが適切だが、日中と米中の経済関係も相互依存関係になったこともいえなくはない。
三つ目は抑止である。他国から自国への攻撃を防ぐために武力に訴えると脅す。有名な例は核抑止である。核兵器を保有する国々は相互確証破壊のためお互い戦争しない。抑止は破壊しない限り観測できないため、何が抑止力になっているかは検証できない。
東アジアの安全保障はどういった手段を取っているでしょうか。中国の台頭を背景にして、東シナ海と南シナ海における領域問題が深刻化している。但し、グローバリゼーションによる経済的相互依存も深化している。日米同盟、或いは米韓同盟による核抑止が維持されている。つまり、大国戦争が起こりにくい状況が続くといえる。但し、日中対立が続ため、地域協力があまり進んでいない。2004年から様々な事変が日中の間に起こって、一時的な関係回復があったとしても、対立関係が続く。東アジア地域の安全な成長と将来のために日中対立を和らげる手段を考える必要がある。以下の三つの手段を挙げる。
1.危機管理メカニズムを作る
・ホットラインの設置、使用
2.脅威認識を低下させる
・民間での交流(留学など)
・政治レベルでの交流
・新しい武器の使用目的と導入の理由を明らかにする
「攻撃用ではなく、防衛目的ですよ」
・領域問題の解決(領海)、または棚上げ(領土)
3.歴史検証を行う
つまり、「戦争は割に合わない」という思想を定着させるような日中関係をつくる。

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