国際ロータリー第2580地区 東京武蔵野中央ロータリークラブ 今週の卓話

「日本に来てからの歩み」(2017/10/12)

「日本に来てからの歩み」(2017/10/12)
米山学友 喩静さん(紹介 清本会員)



私は日本に来てからすでに20年間になっています。人生の中で、大変意義のある20年でした。20年間の中、最も特筆すべきことは、米山ロータリークラブとの格別なご縁で、所属した東京西北ロータリークラブの皆様に大変おせわになりました。カウンセラーを始め、クラブの皆様には公私的に大変親しくさせていただき、心まで強く支えてくれました。私の専門は中国医学と老年医学です。大学を卒業し、12年間の臨床の仕事を携わり、1998年に留学資格試験に合格し、公費留学の資格を獲得しました。来日してから最初の二年間、慶応義塾大学医学部老年病科において老年医学の臨床知識を学びました。老年医学の基礎研究をやりたいと思いながら、2001年東京大学大学院医学系研究科加齢医学講座の医学博士課程に入り、基礎研究を始まりました。研究内容は性ホルモン(女性ホルモンのエストロゲン、男性ホルモンのアンドロゲン)の動脈硬化への影響でした。臨床の仕事をした後、一気に基礎研究に転換するのは、容易ではありませんでした。慣れていない基礎研究、競争の厳しい東京大学、とても辛い経験でしたが、幸い大学院在学中、米山奨学生に選ばれ、米山ロータリークラブの皆様にいろいろサポートしてくださって、心が強くなりました。
2013年から横浜薬科大学に勤め始まりました。横浜薬科大学では、日本の大学では唯一の漢方薬学科が設置された大学で、漢方教育にユニークなカリキュラムが充実しています。私は、現在大学で漢方を講義させています。臨床から基礎研究、さらに漢方教育に携わることになり、その責任の重さを感じつつ、自らの職業才能を社会に捧げていきたいです。
米山ロータリークラブで身に付けた貢献精神のお陰で、仕事の傍ら日中両国の国際理解と友好を深める役割を果たしました。自分の得意な漢方医学におけるアンチエイジングの養生法などをテーマとした一般市民向けのセミナーを行い、中国医学や文化を日本の方々に理解してもらえるよう頑張っております。漢方医学の養生法はシンプルで、日常生活ですぐに実践できる為、幸い、皆様方には大変興味が湧くようで、御好評頂いております。
米山ロータリークラブから学んだ大事なことは、「社会に貢献すべき」、「グローバル精神」、「信頼される人になること」、「心の豊か」、「困難に挑戦すること」などがあり、私の一生の糧だと思っております。


【喩 静さんプロフィール】
2003-04年度米山記念奨学生
スポンサークラブ:東京西北ロータリークラブ
1987年 山東省中医薬大学卒業        
1987年 内科医として臨床仕事
1998年 日本慶應義塾大学医学部老年病科臨床研修
2001年 東京大学大学院医学系研究科加龄医学博士課程
2005年 医学博士号取得
2005年 東京大学大学院医学系研究科助手,助教
2013年9月 横浜薬科大学准教授,現在に至る



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