国際ロータリー第2580地区 東京武蔵野中央ロータリークラブ 今週の卓話

「ロータリー希望の風奨学金制度について」(2018/9/20)

「ロータリー希望の風奨学金制度について」(2018/9/20)
地区ロータリー希望の風奨学金支援委員会 委員長 百目鬼健さん(紹介 飯村雅洋会員)

 

 希望の風奨学金制度は、ご存知の通りに7年前に起きた東日本大震災で両親または片親を亡くされた遺児の方々が、高校を卒業して、その先の大学・短大・専門学校に進学した際、就学している間、毎月5万円の返済不要の奨学金を支給する制度です。

日本全国の全ての地区が参加している訳ではないですが、第2580地区を含めて28地区(第3340地区タイ王国、第9710地区オーストラリアも含む)、プラス3団体(日台ロータリー親善会議も含む)が支援しています。

7年前の大震災で国内外から寄せられた義援金の使い方を当時のガバナー会の有志で「ロータリー東日本大震災青少年支援連絡協議会」を立ち上げて検討し、この奨学金制度をスタートさせました。

 制度自体は全ての震災遺児が学業を終了するであろう2033年3月に終了するという、期間限定のプロジェクトです。

 さて、大震災直前に生まれた子供が大学を卒業するのは2033年3月ですので、最低でもそれまでこの制度を維持しなければなりません。この制度の対象となる人数も把握しています。総数は1,724人(内訳は岩手・宮城・福島3県で両親を亡くした遺児が241人、片親を亡くした遺児が1,483人)です。トータルで必要な金額もMAXで10億8千万円と試算されています。今年の7月時点であと1億7千7百万円不足しています。従って、不足の資金を集めることはとても大切なことです。

 しかしながら、7年の年月は当時の熱い気持ちを薄らげて、新入会員の中にはこの制度を知らない人さえいるのが現実ではないでしょうか。この制度を知って欲しいと思います。そして自クラブで知らない会員が居なくなるように例会を通じて啓蒙して欲しいと思います。

この制度は素晴らしいプロジェクトです。ロータリアン1人でも支援は出来ます。第2580地区のホームページから、希望の風のページにリンクされていますので、そこに送金方法が詳しく載っています。

 まずは、知らない会員が居なくなるように、希望の風奨学金制度というものがあって、震災遺児の成長に大いに役立っている事実を教えてあげてください。そして、まだ不足している奨学金の資金の支援に繋げてください。これまでに362人の奨学生に4億7千3百万円の奨学金を支給しました。今年度も131人の奨学生に支給する予定です。

最後になりますが、一昨年前のロータリーの友9月号に掲載された奨学生のご家族の声を紹介します。

『このたび、おかげさまをもちまして、震災当時中学3年生だった娘も無事に短期大学を卒業することができました。震災当時、父親が行方不明となり、先の見えない状況でしたが、皆さまからのご厚意によりまして、不自由なく勉学に励むことができました。本当にありがとうございました。この春からは短大で習得した資格を生かし、仙台市内の保育所に就職し、社会人としての生活をスタートしました。これから、皆さまより頂いた心遣いを忘れず、将来少しでも何らかの形で御役に立てるような人間になってほしいと思っております。2年間、大変お世話になりました。誠にありがとうございました。』

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