国際ロータリー第2580地区 東京武蔵野中央ロータリークラブ 今週の卓話

「ロータリークラブの会長・幹事とは」(2017/3/9)

「ロータリークラブの会長・幹事とは」(2017/3/9)
松坂 順一ガバナーノミニー(紹介 飯村 雅洋会員)


 本日は、上山ガバナーのホームクラブであります東京武蔵野中央RCにて卓話をさせて戴きます事は誠に光栄であります。私も2年後ガバナーとしてお話しする機会が増えますので、話がへたな私に、話す機会が増えれば少しはまともに喋れるようになるだろうと、私の尊敬するロータリアンであります飯村雅洋さんが気遣って下さいまして、このようなチャンスを与えてくださいました。卓話の題は「クラブ会長・幹事の責務と役割」という題にしました。と決めましたのは、私のクラブにおきまして、クラブ会長と幹事の責務と役割が曖昧になってきており、ロータリークラブにおける会長・幹事の役割を理解していないために、その役目が不十分にみえる会長・幹事が増えてきています。 また、次年度東分区15クラブの中で、クラブ幹事を経験していない会長エレクトが7名いると聞きました。クラブ幹事を経験しないと、クラブがどのように運営されているか、理解しがたいと思うのです。クラブの会長と幹事の役割がどうなのか、お互いの関係がどうなっているのかを理解してクラブを運営して欲しい、という思いがあり、私自身の勉強のためにこの題を取り上げました。

◇会長の役割
 私の最も尊敬するロータリアンのお一人であります、第2650地区伊丹RCに所属しています深川純一(1990竏驤€91年度ガバナー)PDGは皆さま良くご存じの方と思います。私どもの地区の2010竏驤€11年度・上野ガバナーの地区大会にRI会長代理でお見えになったと、記憶しております。私がガバナー補佐を務めた2013竏驤€14年度に東分区IMにて記念講演を深川先生にして戴きその時の講演内容を『ロータリーの神髄』と題して出版させて戴きました。その深川先生の著書に『純ちゃんコーナー』というのがあります。毎週の伊丹RCの例会で話された内容です。これは今も続いている著書で、毎年一冊にまとめて発行しております。その「純ちゃんコーナー」の2005年に発表したものに、『ロータリークラブの会長とは』という一文があります。その中で、「クラブ会長は、クラブ幹事と共にロータリークラブの代表権者であります。したがって、ガバナー月信の名宛人は、会長並びに幹事殿となっているのであります。会長は、憲法の組織原理から言いますと、天皇に当たります。これは帝王学の体現者でありまして、ロータリー存在の権化なのであります。したがって、会長は、執行権限は何も持っていません。持っていないが故に会長足り得るのであります。天皇が国家の象徴であるように、会長は、クラブの象徴なのであります。 この点は、国家管理の実権はすべて内閣総理大臣が握っていて、天皇には何らの権限をないのと同じように、クラブ管理の実権は全て幹事が握っていて、会長は何らの権限も持っていません。持っていないからこそロータリーが光るのであります。・・・」と言っております。さらに続けていて、では、会長は何をすればよいのか、と言いますと、「例会でアドバルーンを上げて、クラブの会員にやる気を起こさせる事で有ります」と述べています。会長は「クラブ会員にやる気を起こさせる事」が大切と言っていて、それには会長がアドバルーンを上げる、つまり「ロータリーの存在根拠、言い換えればロータリー哲学」を主張する役割です。「ロータリー哲学」とはロータリアンとして学ぶべき奉仕理念を提唱する事であります。それを例会の中で『会長の時間』として。会員に対して、ロータリーの奉仕理念の提唱こそ、会長に与えられた最も大きな責任と言えましょう。クラブ会長は各例会で5分間程度の『会長の時間』をもち、ロータリーについて例えば難しい話では「ロータリーの目的」・「奉仕の理想とは」・「四つのテスト」・「決議23竏驤€34」始め「職業奉仕についてどう考えるか」などがありますし、「ロータリーの親睦とは」・「例会へ出席する事の意味する処は」など、ロータリー全般に渡って話しても2年でも足りない位、豊富に題材はあります。そのほかクラブ活動に関わる情報を提供することも良いでしょう。ロータリークラブにおける『会長の時間』は会長にとっても、また会員にとっても、ロータリーの事を学ぶ機会であり、毎週のクラブ活動の状況を知るうえで大変貴重な時間です。
会長はテレビや新聞に出てくる政治や経済問題、或いは自分の趣味の話題は出来るだけ別の機会に話すようにし、ロータリーでの『会長の時間』はクラブや会員の活動についての話題や情報を中心に行います。会長は「会長の時間」が会員のクラブ活動への参画意識と意欲が高まる機会になるように努めます。 
また世俗の論理を尊重しがちの日本では、会長の選出にあたっても、どうしても社会的地位とか年功序列にとらわれやすく、その結果として若い会長が極端に少ないですね。会長に選ばれる方は、ロータリーに対する情熱の度合いで選ぶべきです。クラブをどう運営したいか、どう改革したいかの情熱を観てください。クラブは情熱を醸し出す雰囲気を作る努力をして次の会長を育てなければなりません。又、会長を経験しなければガバナーになれず、ガバナーを経験しなければRI理事やRI会長になれない規約なので、会長に就任する年齢が極端に高い日本からは、働き盛りのRI役員を出すことは先ず不可能なのが現実であります。RIの中でリーダーシップを発揮するためには、若いクラブ会長を作ることがその第一歩となると考えています。
クラブ会長は会員の尊敬と信頼を受け、クラブ全体を指導する能力を有する方でクラブの統轄責任者です。クラブのトップリーダーとしての自覚をもって、一年間のクラブ運営にあたることが要請されています。クラブ会長は、「審査部門での代表者」ですから、クラブおよび理事会の会合で議長を務め、理事会が決定するすべての事項を推進する責任者です。

◇幹事の役割
では、幹事の役割はと言いますと、深川先生の「純ちゃんコーナー」で「ロータリークラブの幹事とは」という文中に「幹事は、会長の女房役ではありません。幹事は会長の女房役であるから、その選任は会長に任せようというのでは駄目です。幹事をまず第一に選ぶべきであります。会長の選任とは関係ありません。そして幹事には『皆でバックアップするから10年でも20年でも引き続いてクラブを守ってくれよ』といえばよいのであります」とあるように幹事は会長の女房役という意識は皆さん捨てて下さい。幹事はクラブ管理の中で執行部門の代表者として、内閣総理大臣に例えられ、実務上の権限と責任を持ちます。正副委員長や委員の選定(任命権は会長)等の人事、予算組み、会員の入退会、事務局等のクラブ管理に関する実務的事項は、すべて幹事を窓口として処理されます。いうことになっています。ロータリーに関するあらゆる情報は幹事に集中するので、クラブ会報の編集も本来幹事の役割であるが、クラブ会報委員会が担当する場合が多い。就任条件として、いずれかの委員会の委員長を経験した会員から任命するのが望ましいですね。クラブ幹事はクラブ会長の方針に従い、会長と一体となってクラブの運営を推進して行くことが求められています。クラブの要として、クラブ内外の多彩な実務を担当するのが幹事の役目です。

クラブ会長及び幹事に就任する前に、クラブ内でクラブ研修委員会が「会長・幹事の研修」をしっかりやる事が大切です。研修を受けると自信を持って会長幹事の任に当たれるでしょう。(卓話資料より抜粋)

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