国際ロータリー第2580地区 東京武蔵野中央ロータリークラブ 今週の卓話

「プラゴミについて」(2019/10/10)

「プラゴミについて」(2019/10/10)
武蔵野市環境部長 木村 浩さん
(紹介 森田晴雄会員)

今回、「プラごみについて」をテーマにお話をさせていただきました。

まず初めに「2050年の天気予報」のお話しをさせていただきました。「2050年の天気予報」は今後、2050年までに温室効果ガス排出削減対策が成されなかった場合、産業革命から気温が2度上昇すると想定され、そのときの天気予報は紅葉がクリスマスの時期に始まったり、夏は気温40度超えたり、熱帯夜が50日続いたり、超大型台風が来たり、大変なことが起こるというものです。これを解決するには2030年までの世界目標であるSDGsを達成させ、持続可能な社会を形成することです。そのためには我々がどのような行動をしていかなければならないか考えなければなりません。マイクロプラスチック問題の解決もその一つであり、SDGsの視点で考えると「14 海を守る」が目標になります。

それではマイクロプラスチック問題はどのような動きがあるのか、もうすでにメディアでも紹介されているとおり、川や海に流れたプラスチックが劣化し、マイクロ化し、海洋生物がそれを食べてしまうことにより生態系に影響を及ぼすだけでなく、人間が魚を食べることにより健康被害が起こり得ることです。プラスチック問題の最大の課題はプラスチックがマイクロ化するが分解されないことです。

今後、国ではバイオ・生分解性プラスチックの製造技術の進展に力を入れ、石油からのプラスチック製造を抑制していくところです。とは言えかなりの時間がかかると考えます。まずは消費者をはじめ、自治体、企業などがプラスチックとの賢い使い方を進めるため、「プラスチックスマートキャンペーン」を国が始めました。

市としても「プラスチックスマートキャンペーン」に参加しており、市民に対しマイクロプラスチック問題を理解し、なるべく使い捨てプラスチックは使わない、適正なごみの分別などプラスチックとの賢い使い方を促していきたいと考えています。

もう一つご説明させていただいたのが食品ロス問題です。SDGsの視点で考えると「12 つくる責任 つかう責任」が目標になります。つくる人は製造者で、つかう人は消費者でごみ問題になります。ごみ全体の3割を占める厨芥類(生ごみ等)の内、その2割が賞味・消費期限切れ食品などで手つかずに捨てられています。製造者は製造・販売過程において、できるかぎり食品ロスを出さないように仕組みを変えるとともに、消費者は余計なものを買わない、食べ切るなど、市民一人ひとりの賢い行動が必要です。市としても食品ロス問題を積極的に取り組んでいきます。

このようなマイクロプラスチック問題、食品ロス問題や、エネルギー、緑、生態系、水循環など様々な環境問題を考える場として、市役所の向かいにあるクリーンセンター内に、旧施設を活用した環境啓発施設エコプラザ(仮称)を来年11月に開館する予定です。市民が自ら学び行動しSDGs達成に貢献できるような場にしていきたいと思っています。

最後に、このような機会をご紹介いただいた私の大先輩である森田様、会長の小林様はじめ会員の皆様にはご清聴いただき感謝申し上げます。

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