国際ロータリー第2580地区 東京武蔵野中央ロータリークラブ 今週の卓話

「シューズバンクプロジェクトについて」(2019/5/30)

「シューズバンクプロジェクト(SBP)について」(2019/5/30)
地区バギオ基金支援委員長 市河久和さん(紹介 飯村雅洋会員)

 

1.    SBPの背景

 ・フィリッピンの貧しい家庭の子供たちにとって、靴は

大変高価で購入しにくい(大人の給料の2日分に相当)

 ・裸足や粗末なサンダルでの生活はとても危険

 ・通学が自由意志に委ねられている制度のため、

雨季などは登校しなくなり、学校の障害に

 ・一方、日本では成長期の子供の靴はすぐにサイズが

合わなくなり、まだ履けるものも廃棄

 

2.    SBPの歴史

 ・バギオ訪問交流の旅に参加した当クラブの会員が

日本の子供たちが履けなくなった靴をフィリッピンの

子供たちに贈り、日常生活や通学などに活用して

もらおうと発案

 ・2009-10年度にガバナー賞を受賞

 ・目安としていた10年経過を機に、連携先の小学校が

主体的に行う形にと発展

 ・近年の同小学校から周辺の小中学校にも波及・拡大

 ・小学校の要請に応じ、現地RCと連携しながら搬送・

贈呈等を実施

 ・現地の贈呈式や子供たちの様子の録画映像を

連携先にお届け

 

3.    対象国の子供たちの反応

 ・物資的な支援(物を貰うこと)に慣れている子供たちも

少なくない

 ・感謝はしつつも中古の靴に戸惑う子も

 ・「これを履いて学校に行き、勉強して、大人になったら

家族や国のために役立つ人に成長して欲しい、という

日本の子供たちの友情が詰まった靴です」等と

伝えると、多くの子は表情が一変

・見知らぬ外国の子供たちとの繋がりを実感でき、

精神的支援という側面も

・日本への関心や高感度が向上

 

4.    日本の子供たちの反応

 ・「単に、いらない靴を集めて欲しい人にあげるのでは

  なく、貧しさを乗り越えて幸せになってほしい、

という心を届けることが第一の事業です」等と

伝えると、真剣に受け止め、頑張る

 ・自主的に色々工夫した、相手の国や世界への

関心が高まった、人のために一生懸命やると

自分のためになることが分かったなどの感想も

 

5.    SBPの特長

 ・モノだけでなく心も届ける事業

 ・ロータリーの国際奉仕・青少年奉仕・社会奉仕に

  通じる事業

 ・必要経費は搬送費等で、多数の資金は不要

 ・無理なく、独自のペースで取り組める

(縮小・拡大も可)

 

6.    心がけてきたこと

 ・日本の子供たちに心が大切であることを真剣に

訴える

・フィリッピンの子供たちに日本の子供たちの心を

届けるために贈呈先に赴く

 ・現地の贈呈時の模様を録画し、日本の子供たちに

届ける

・集める量の目標を決めず、適量が貯まったら

実行する

 

7.    SPBの今後

 ・現在の活動域はフィリッピンのルソン島南部のみ

 ・フィリッピンの他地域や同様の事情の発展途上国に

 も拡大したい

 ・贈るものは、必ずしも靴だけとは限らない

(リコーダー、服など)

 

 総 括 

・東京練馬中央ロータリークラブとしては、力ある他のクラブにも同様に取り組んでいただければ、より多くの日本の子供たちと貧しい国の子供たちに奉仕できるのではないか、と期待してます。

もし既に協力関係にある学校などが有り、また国際奉仕をされていて対象国に連携できるクラブが有るとすれば、環境はある程度整っているといえます。

もしご関心があり、前向きにご検討をいただけるならば、

これまで蓄積したノウハウをご提供させていただき、成功させるための助言、助力も惜しみません。

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